2012年05月18日

海外仕様注入ガスバルブを改造してみた

※少し修正して再掲しました。
WE製品をいじり始めてずっと悩みの種なのは、マガジンにガスが入りにくい事です。
これを解決する方法として、注入バルブの入り口を拡張して、液化ガスの流入量を増やすことはできないか?と思い、ちょっと試してみました。

バルブを分解
まずは、マガジンからバルブを外し、これを分解します。構造は比較的単純ですが、小さくてネジ部は外しにくいので、ガッチリ保持できるツールを用意しましょう。
バルブの先端のキャップを外します。バルブの注入側にバルブレンチをはめ、先端側をラジオペンチ等で掴んで回します。

内部のスプリング計測
キャップで押さえられていたスプリングが抜けます。非常に小さいので吹っ飛ばないように気をつけましょう。
これの外径を測定しておきます。これよりもキャップの穴が小さい状態であれば、バルブはちゃんと機能するはずです。ノギスで測ったところ、2.1mmありました。

キャップの穴を拡張
キャップの穴を拡張します。元々の穴がΦ1.4程度なので、Φ1.6まで拡張します。微妙な差に見えるのですが、見た目にも結構違いが分かる大きさです。
ドリルのエッジのせいで、キャップの方をかなりしっかり保持していないと穴を掘れません。と言って、余りきつく保持して、キャップそのものが変形してしまってもいけません。少しずつ慎重に掘っていきます。

さて、こうして、穴を拡張したバルブを戻し、これらのガス注入前後の重量を測定します。ガスはバルブに鉛直に押し当て、10秒間注入します。この間により多くガスが入る方がよい、という結果になります。
※10秒の測定も缶の押し当ても手作業ですので、それほど厳密な実験ではありませんので、予めご承知おきください。

純正状態

純正注入前純正注入後
361g→368g (+7g)

1.6mmに加工

1.6注入前1.6注入後
362g→385g (+23g)

予想通り、キャップの穴を拡張したことで、流入量が増え、ガス注入をラクにするという目的は達成できたようです。
現時点で、この改造による作動上の問題は無く、ガス漏れも発生していません。以降、私物のマガジン全部にこの加工を加えて、更に使用感を確かめてみようと思っています。

※なお、この加工は生産性が低く効果を確認しにくいため、STFMショップのサービスとして提供する予定はございません。あくまで実験的な試みであり、この方式を模倣して、破損や事故が発生した場合の責任は当店は負うことはできません。

おまけ
ガスを戻す
マガジンにガスが残った時、実はこのように、ガスを缶に戻すことができます!
なんてことはない、注入する時と逆の状態を作っているだけです。重力によって、マガジン内部の液化ガスが缶の中に落ちているのです。
もちろん、マガジン側のバルブはガスを外に出すように作られてはいないので、完全に元に戻すのはムリ(しかも相当時間もかかります)ですが、ある程度の量を回収する事ができます。マガジン総容量の大体1/3位までは回収できている感じです。

ただ、この操作は日本仕様バルブのガスガンでは不可能です。ガスは全部漏れて失われてしまいます。

このテクニックは、バルブ内部のノズルやOリングの寸法など、細かなバルブの構造にも依存していまして、日本仕様のノズルだと、ガスがノズルの内側を通って、缶のノズルの中に流入するより先に、ノズルの脇をすり抜けて外に液体のまま流れ出していきます。もちろん、構造上の話ですので、海外製のバルブ全てで缶へ戻す事ができるわけでもありません。  

Posted by イクサボウズ  at 17:02Comments(4)TrackBack(0)WE M4系統をいじる

2012年05月16日

AK-PMC実射動画

AK-PMC実射クリップ

AK-PMC実射動画


ちょいと後回しになっていた、動画編集をようやく終わらせました。
撮影場所は毎度お世話様のI.B.F.八王子奥のシューティングレンジ。
当日は曇り、気温射撃時で14℃。余り良いコンディションでは無いので、動画上でも少し息切れ気味なのが感じ取れなくも無いです。
反動の感じとか、吹き出すガスの白煙とか、細かい見所はありますので、注目してください。
オペレーターはまだまだカッコつけられる程の腕前が無いのはご勘弁を。

今回、AKライフルでのスピードリロードをやってみています。が、クッション敷いた場所にマガジンが落ちずに大変な事に…

多分、金属マガジンの方ならいきなり壊れて機能しなくなることは無いはずです。プラマガジンは破損の危険がかなり伴う事も発見致しました…  

Posted by イクサボウズ  at 09:14Comments(0)TrackBack(0)動画コンテンツ

2012年05月15日

XPS3-2の実戦投入

WE HK416(着せ替え第二段階)
HK416
戦術面&ハンドリング面の変更は、オペレーターの腕前をすっかり追い抜いて(使いこなせるようになるにはまだかなり訓練が要りそうですので)進歩して来ましたが、あともう少し。
TOP写真のガンには、AIMPOINT COMP M4タイプのチューブ型ドットサイトを載せていますが、単純に色々試したいということから、今回のテストガンはEOTech XPS3-2タイプドットサイトを搭載してみました。

EOTech XPS3-2 type ドットサイト
XPS3-2
小型のサイトの利点は、追加の補機を載せて機能拡張しやすいことです。XPSシリーズは最近正規軍でも結構使用写真を見かけますが、スイングマウントにブースター付けたり、サーマルを載せたり、普通にDBAL-A2と並べていたりと、マウントスペースをふんだんに使用しています。

同じように、ダウンサイズという点で人気のAIMPOINT T-1と比べますと、T1はチューブ型なので、覗ける位置に制約があり、運用に少々テクニックが要求されます。ホロサイト(もしくはそのスタイルのドットサイト)の場合、画面が広くて投影されるレティクルもサイズが大きいので、多少無理な体勢からでも照準できます。特にアーマー着用中、チューブ型だと「ドットを探す」のに少し苦労しますが、ホロサイトは非常に楽に感じられます。

XPS3-2側面のスイッチ類
このモデルでは操作スイッチが側面に配置されている点も見逃せません。というのも、先述のように、後方に更に追加の補機を装備した場合、後方にインターフェイスがあると操作が大変になるからです。
側面のインターフェイスはグローブを着用したままでも操作でき、ボタン配置も適度に間隔があるので、誤操作も少ないです。
NVGモードは実装していませんが、中央のNVGスイッチでレティクル光をレッド⇔グリーンに切り替える事が可能です。また、レティクルの光量は20ステップに調整でき、なかなか環境適応力の高い商品です。
グリーンは非常に視認性が高く、レッドに比べレティクルを見つけるのが容易です。

とは言うものの、現実的には少し難点もありまして、側面で操作しやすい=何かの拍子に不意に触ってしまう可能性も高いのです。パワーをオフにしたつもりでいつの間にか点灯している、レティクルの色がいつの間にか変わっている、という事は度々発生しました。通常の後面スイッチの方がこういった状況は起こりにくいでしょう。

XPS3-2
過去のEOTechタイプレプリカでは、軸の調整域が狭く、ゼロインの難しい商品が多く有りました。この商品は新しいモデルゆえ、かなりしっかりアジャストが可能。これまでホロサイトタイプレプリカを敬遠されていた方にもお勧めできる水準になりました。調整もマイナスドライバー1本でできるので、非常に簡単です。

XPS3-2正面
正面からの外観。特別な防御は無いため、BB弾の直撃には耐えられません。今回は撮影のため、何もつけておりませんが、何らかの対策を施す事を強く推奨致します。

そんな訳で全体像。こんな感じに仕上がりました。
HK416
バレル長が14.5インチなので、少し閉所での運用性に不安がありますが、これは単純に個人的外観の好みでもありまして。運用法としては近距離戦特化=CQBを強く意識しています。しかしながら、グリップポッドを装備したことで、委託姿勢での制圧射撃にも使用できる構成(弾数的には使いどころが難しい!)という欲張り仕様です。季節的にGBBでもかなりフルオート射撃が安定するようになって来ましたので、積極的に使って行きたいところです。

次回は、ホップ周りの改修で2種類のホップラバーの使用感をまとめようと思います。

※写真に写っているガン・補機類・各種オプション類は全てSTFMで購入可能です。
  

Posted by イクサボウズ  at 12:00Comments(0)TrackBack(0)サバゲ屋視点レビュー

2012年05月10日

M39スリングスイベルを試す

WE HK416(着せ替え第一段階)
WE HK416 ダブルライト

前のエントリでせっかく前側のスリングスイベルを、ガスブロックからレール上に移動したので、もう少し運用性を高めるため、後ろ側のスリングスイベルもストック後端ではなく、バッファーチューブ根本に移動したいと考えました。ここで、更に、新パーツを導入。

M39 マルチファンクション スリングスイベル GBB用
M39スリングスイベル
※スタンダードAEG用もあります。AEG用はブラック以外にタンも選べます。

銃の運用方針にもよりますが、積極的に撃ちまくる状況を想定しているなら、スリングの固定位置はバッファーチューブ根本で決まりです。スリングをかけたままストックを使用した射撃を行う際、この位置であればスリングがストックに絡みにくいので、素早く戦闘状況に対応できます。また、左右のスイッチングが比較的楽に行えるのも、タクティコウな視点から見れば重要です。
では早速取り付け。

ストックエンドの装着
ストックエンドプレートは、メーカーによって、◯部分とレシーバーの凹部の形状・大きさが合わず、加工を要する事があります。例えば、G&P製のWA用パーツでは、◯の凸部の幅が広く、ここを削り取らないとWEには装着できません。
このパーツは何の問題もなく装着できます。もちろん、WA互換機にも使用可能です。

M39取付完了
バッファーチューブをレシーバーにねじ込み、リングを締めれば完成。しかも、ストックの伸縮域に干渉していないので、一番短くする事もできます。
※伸縮域はストックの特性にも依るので、全てが最短状態にできるかは確認を要します。

スイベルの装着
次に、スリングスイベルを装着します。
ここにQDスイベルをつけるタイプのマウントは比較的種類がありますが、QDタイプはロックが弱いので、ガンの全重量が加わる事に一抹の不安を覚える事もあります。このスイベルはQDタイプではないので、固定時の安心感はこちらの方が高いでしょう。
4種類のマウントから、今回は左側丸型を選択。スリングはカラビナ等で取り付ける想定です。

敢えてこのマウントの欠点を挙げるなら、側面方向の飛び出しが結構あるため、何かに干渉する可能性がある事です。私の場合、ストック自体がクレーンタイプで幅広なので、それほど気になりませんが、MAGPUL CTRとか、標準型のストックの様に、幅の無いものでは気になるかも知れません。この場合はスリングを直接通すタイプのマウントを選択するのが良いでしょう。

取付は六角レンチを使用。ストック部にレンチのL字が当たるため、回すのに少々手間がかかります。エンドプレートを固定する前に、どのマウントを使うか決めておいて、はじめから取り付けておくと良いでしょう。

マウントにMS2スリング装備
取り付け完了、ここにワンポイントスリングを装着します。
MAGPULのMS2スリングはワンタッチでガンをリリースでき、1点でも2点でも使用できるので、非常に汎用性の高いツールです。
最近、MAGPULから、新型のMS3スリングがリリースされ、早速レプリカも登場しています。
MS3スリング

MS3は、シャックルとジョーが樹脂製になり、スリング自体も幅広になって携行負荷が若干軽減されるようになっています。実際、このくらいの補機を載せたガンをMS2スリングの幅で吊っていると、結構肩に食い込んでくるので、ありがたい改良です。

因みに、M39スリングスイベルは、アルミ製です。強度の不安を感じるかも知れませんが、ぶつけて変形でもしない限りはガンの重みで千切れるような事はないでしょう。少なくとも、写真のガンを吊って、レディポジションからそのまま落としても心配ない事は確認済みです。
また、用途から避けようはないのですが、使用すると表面に擦れが生じます。一応ご承知おきください。

アップグレードはもう少し続く

今回ご紹介の商品は全てSTFMで取り扱い可能です。  

Posted by イクサボウズ  at 07:02Comments(2)TrackBack(0)サバゲ屋視点レビュー

2012年05月09日

M7スカウトライトマウントを試す

WE HK416
今朝までの、サンプルガン・WE HK416。今回、何回かに分け、少しばかり着せ替えを行います。

このところできるだけミリタリー寄りに振りたい意思でセットアップしてたんですが、この際欲望の門を開放して個人的BTOでアップグレードしちゃう事にしました。多分、再びタクティコウが好きな数奇者志向になっていきます。

まずは、目眩ましツールのアップグレードを図ります。これまでのINSIGHTタイプ M3Xでも効果は十分でしたが、右側マウントのため、ガンをリアクションハンド(左手)にスイッチすると、遮蔽物に阻まれライトの効果が減退します。そこで、左側にもライトをマウントします。そしてついでにスリングのマウント位置も変更します。

SFウェポンライト2種
いずれもレプですが、SF製ウェポンライトをなかなかうまく再現した良品です。
M952Vの方は、反則級の機能として、IRモードがストロボモードとして実装されています。この光量でストロボ照射されたら、大概ひっくり返ってしまいます。こちらがプライマリーのライト。
セカンダリーは左にマウントするM600。今回の主役はむしろコチラ。

M7スカウトライトマウント(レプリカ)
M7スカウトライトマウント
このマウントはSFスカウトライトをマウントしつつ、スリングスイベルマウントとしても機能し、レール上のスペースを有効利用するためのツールです。ライトがオフセットするので、スリングと干渉しにくいのも利点です。

M600をM7に取付
M600に付いているマウントを分離し、代わりにM7に取り付けます。この際、ライトをマウントの上につけるか下につけるかを決めておく必要があります。また、ライトのON/OFFを、プッシュスイッチで行うのかテープスイッチで行うのかも考慮してセットアップする必要があります。

今回は、ガンの左側面にマウントするので、左手でのハンドガード保持の邪魔にならぬよう、ライトが上側にオフセットするようにしています。こうすると、ガンをスイッチした時、右手で直接ライトのスイッチを操作できないため、テープスイッチを用いることにしました(他、フォアグリップの位置調整など、何度かの試行錯誤がありました。自分のハンドリングスタイルで色々検討してみるのは面白いものです)。

ダブルライトのHK416
そんなこんなで完成。ダブルライト仕様になり、理論上は隙が減りました。後は…運用を訓練せねばいけませんね!
私、スイッチングは非常に苦手なんですよね…

アップグレードは更に続く

今回ご紹介の商品は全てSTFMで取り扱い可能です。  

Posted by イクサボウズ  at 18:59Comments(0)TrackBack(0)サバゲ屋視点レビュー

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